A-woodhomeブログ2024.09.12

精霊流しin長崎

こんにちは🐷A-woodhome(エーウッドホーム)の荒木です!

今回は、先月のお盆休みに行いました長崎の伝統行事であります、精霊流しについてお話しします。『精霊流し』という言葉を聞いた方もいるかもしれませんが、まずは精霊流しについてご説明します😊

精霊流しとは、

お盆の前に亡くなられた方のご遺族が、故人の霊を弔うため、提灯や造花で飾った手作りの「精霊船(しょうろうぶね)」という船に故人の霊を乗せて、精霊船が通る道を清めるための爆竹を鳴らしながら、「流し場」と呼ばれる終着点まで船を運ぶことで、西方浄土へ送り出すという長崎の伝統行事

です。

弊社社長をはじめ私、荒木の本家は長崎にあり、荒木家として初盆となることから今年の精霊流しでは精霊船を出すことになりました。 この精霊船、驚くべきは全て手作りであるということです😮
その年、精霊船を出されるご家族がそれぞれお盆に向けて精霊船を製作します。
荒木家も親族や関係者が集まりあって準備を進めてきました。本番直前の仕上げ工程には私も参加させて頂きました😁

精霊船製作の様子

当日、開始時刻が迫り、ご親族や関係者が続々と本家に集まります。さながら映画『サマーウォーズ』の一場面のようです笑

大人も子どもも皆でお揃いの衣装を着ます

2024年8月15日18:30-
ご近所さんとともに一斉に精霊船が動き出します。
鐘の音、爆竹の音が響き渡る中、精霊船は進みます。爆竹を鳴らすのは、精霊船が通る道を清めるためだそうです。

船が進む道中、爆竹を鳴らす方、写真を撮る方、じっと手を合わせる方、思い思いにお参りをされ、精霊船を見送っていました。
爆竹や鐘の音、『どーい!どーい!』というかけ声という賑やかな中、故人に思いを馳せる、どこかしんみりとした雰囲気もある独特な感覚でした。

最後は終着点である港に到着し、多くの方に見守られながら、船は無事に極楽浄土にたどり着いたことと思います。

今回、荒木家の当事者として参加させていただき、私や妻、息子たちも含めて貴重な体験ができました。ありがとうございました😊